大学受験に民間の英語検定を導入しようとしたものの、 日程や手続きなどグダグダ、公平性の担保もなく、 人生かかってる受験生らに不当な不安と負担を与えています。
この民間英語検定試験問題、羽田新ルート問題、 医師らをとりまく専門医機構による新専門医制度の3つには共通点 があります。
当事者らの民意は聞くふりをするだけで実際はどうでもよい点です 。
役人をはじめとする偉い人たちの事情(アメリカ様のお達し、 天下り、利権確保etc)や思惑で動いており、 結論は大方決まっていてほぼ規定路線。方針が発表されてから下々の者がいくら反対だの署名だの嘆願だの やっても変わることはありません。説明会だのなんだはポーズだけ。 形式的にでも行ったという事実だけが重要なのです。単なるアリバイ作りですね。
新専門医制度でも、各団体の利権と思惑が交錯し、 当の研修医たちは専門医研修がどうなるのかギリギリまで振り回さ れ、よく分からず、各方面に無用な事務作業を敷いたり、 挙げ句社員にしたはずの各学会らと対立をはじめたりしてgove rnanceのなさが露呈しました。 研修医や指導医の意見は全く聞いてもらえず反映もされません。 医師の残業2000時間までOK問題でも現場医師らの声には全く 耳も傾けず、 医師の意見を割とまともに話せていたはずの副座長がブチ切れて辞 任するような騒動もありました。 これについてはまた別記事で扱いたいですね。
お上の言うことには黙って従え、 愚民がギャーツク文句いうなという日本の慣習がよく表れています 。
英語検定についてはそもそも民間試験なぞいらんという東大の姿勢 が正しいと思いますが、 使うにしてもなぜTOEFL1本の統一でいけないのか分かりませ ん。TOEICは確かに要らないです。
受験生の皆さん、つらいでしょうが、やるしかありません。残念ながら高校生の立場で反対運動をしても効果は見込めない。反対運動は心ある大人たちに一旦任せましょう。社会においては、肩書きや立場がないと意見なんて聞いてもらえないのです。ルールにぶちぶち文句言っても始まらないのでできる範囲でとにか く勉強しましょう。
ドラゴン桜の桜木弁護士が言っていたように「 自分がルールを作る側」に回りましょう。
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